2022/09/20 14:02
私はいわゆる氣功などの、繊細なエネルギーを伴った実践法の世界に携わってきました。
そのためか、精油に対しても自然とそういった態度で接することが多いです。
エネルギーワークでは「感じる」ことが重視されます。
人によって感じ方は違いますが、意識して訓練しているのではない場合、
個性というよりは習慣、クセに影響された感じ方になってしまうことがほとんどです。
そこから、より深い感性でエネルギーを捉えることができるようになってくると
他の人と同じ感覚を共有する場面が増えてきます。
個人的なクセに左右されず、エネルギーそのものの性質を感じ取っているからです。
さらに進むと、私とエネルギーを分ける境界線がなくなってひとつになり
おおもとはみな同じひとつの氣からできている・・・という壮大な話になってきますが、
ここはあまり飛躍し過ぎずに、いまの自分の感性はどうだろう?と観察してみるのが良いでしょう。
私という存在はかけがえのない個人であり、同時に人類という種の一員であり、
あらゆる全てとひとつに繋がっている、おおもとの氣そのものでもあります。
どの私の感性も、自在に使える自分でありたいなと思います。
そしてその感性を思い出し、磨いていくことは、野性と霊性をひらくことと同義語です。
おおもとからあらゆるエネルギーが生み出され、生み出されたエネルギーは互いに調和しながら世界を動かしている。
私という存在はそこにどう関わり、自分の命をどう使うのか。
興味の尽きない大きなテーマです。
そこに取り組んでいくとき、精油は私の素晴らしいパートナーになってくれています。
白 -haku-