2024/08/05 21:07
タオイスト(道士、道教の行を修めた者)たちが
常に手本としたものは、自然と宇宙でした。
タオの教えによると「ありのままで生きる」とは
自然の法則、宇宙の原理原則にしたがって生きることを指しています。
生命とは何か。
今も昔も、タオイストたちが追求するテーマはそれに尽きるでしょう。
永遠の生命、不老不死の肉体を求めた言い伝えがいくつも残されています。
生命を活動させる根本のエネルギーは「精気」と呼ばれ
人間の生命も、植物の生命も
おおもとは同じエネルギーでできていると考えられていました。
エッセンシャル・エッセンス(アロマ精油)は
植物の芳香成分を抽出してつくられますが、
中医学最古の医薬書である『神農本草』にはすでに
精油についての記述があります。
植物の精(エッセンス)を体内に取り入れることで
人間の生命エネルギーと共鳴し、さまざまな治癒が起こると
タオイストたちが考えたのも
自然な成り行きだったのでしょう。
タオイストたちはさらに、
精油の香りには魂を解放する力があると考えました。
精油の香りを嗅ぎ、
エネルギーを取り入れることから得られる恩恵は
私たちが想像するより遥かに大きいもので、
まだまだ発見されていないことがたくさんあると私は感じています。
精油と深く出会うことは
自分を知り、宇宙を知ることに通じるといったら
大げさに聞こえるでしょうか。
しかし私は、大まじめにそう思っているのです。
宇宙の原理原則にしたがい、ありのままで生きる。
世の中がどんなに複雑になっても
そこに立ち返ることができたら、恐れることは何もありません。
🪷白 -haku-
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